第一回おたく会談「りあこの先にあるもの」
大晦日私は若俳とカウントダウンできるイベントにいき、
その後の舞台を干しました。
来年は年始にはすべてのやる気とモチベが落ちるので年始には入れないと思いました。
チケット配ったらいってくれる友達もほしい。
あ、
年末おたくの友達と飲んだときに出た話を本人確認しながら書いているので小出しに更新を開始。
まずは一回目。「りあこの先にあるもの」を話したのですが、
取材じゃないのでトーク形式じゃなくかいつまんでます。結局所感じゃないか。
●前提●
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飲み会のメンバーと属性
・私
→推しの1円になりたいおたく。生活潤したい。
・Aちゃん
→人気若手俳優のおたく。
推しと結婚するためにABCクッキングスタジオに通い、食に関してなんちゃらマイスターの資格を取り、
動物嫌いとアレルギーを推しのために直し、
推しの部屋を考えたいがためにとったインテリアコーディネーターみたいな資格のおかげて転職したフッ軽系りあこ(自称)
・Bちゃん
→お金を使うおたくが少ないのでちょっとブロマイド積むだけでガッツと言われたり、複数座席を取れたスカスカな舞台で複数座席を購入しただけで小言を言われるらしい俳優のおたく。
・Cちゃん
→アンサンブルのおたく。認知もされているし手紙の返信もくれる。売れてほしいが売れてほしくない、と葛藤。「役名と台詞があるだけでありがたいよ」が口癖。
・Dちゃん
→誰もが認めるりあこ。・・・だった。とにかく自分にも推しにもお金を使い、
最前するし鍵締めるしのおたくだったのになんでか急に結婚してゆるくおたくになった。
さいこう、おめでとう。
今回りあこの考え方としては、
推しと付き合いたい、結婚したいという恋愛感情で大好きという気持ち。
推しにガチで恋している、リアルに恋しているということ、人としております。
すごい泊りがけで話したので、メモしてたことをもとに書きます。
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●りあこ組●
この中でりあこはAちゃんだけ。Dちゃんそして、私が元りあこ。
りあこはしんどい。しんどい。
推しの一挙一動に左右される。
りあこについては様々なブログで書かれているのであまり書かないのですが、
それぞれ話の中で出たことを簡潔に書いた共通点がこちら。
好きな女性のタイプなんて雑誌で気まぐれに答えてるのか変わってたりすると、
洋服も髪型も変える。彼に好かれる努力をし続ける。
人にもよるが強火のファンだと思われてもいいか、もしくはファンだと認知されたくないかによって入る回数や積むことすらできないこともある。
理性を失った状態。とにかく恋だから、当たり前に好き。
Aちゃんは努力とフットワークのおたくである。
推しが求めたものを実現させたいし、そのためになんでもチャレンジする。
推しの行ったであろうお店に通い、店員とも仲良くなってしまう。
本人も認めるメンタルとフットワークではあるが、
鋼のメンタルだといっても、りあこはしんどい。
女の子との目撃情報や知ってる同担へのファンサで夜ごと推しのことを考えて眠れなくなる。
Dちゃんは、とにかく積んでいた。
積んでいくなかでの対価のように推しがくれた神ファンサがきっかけだったという。
ブロマイドはセンチで買い、プレゼントも当然のように毎公演用意した。
認知されたころ「無理しないで」と推しがいうとつらくなったので、ハイブランドをプレゼントした。(?)彼が自分のプレゼントを気に入ってくれることと名前を呼んで優しくしてくれることそれだけで胸がキュンキュンした。楽しかった。
それホストじゃん、といわれたが、そうじゃない、若手俳優ならではの感覚だと思う。
近いようで遠いし届きそうなところにいる。落ちた感覚だったからこそだったし、プレゼントは気持ちだった、同じ人を好きな人への牽制でもあった。
「心が壊れている音がする」
Dちゃんの中でそう感じたらしいのだ。
他のおたくのプレを着られるのも他の人にファンサを送るのも。
彼の生活のどこにも自分がいない。自分の生活の中心に推しがいるのに。
・・・わかる~(語彙力)
私がりあこだったころ、推しからの「またね」がうれしかった。
次を作ってくれることも、その次にも私がいるということもうれしくって。
その中でわたしは、推しが売れてほしいと応援することができなくなったのがつらかった。
一緒にもっと高見を目指していくそんな会話を推ししながらも次の仕事にびくびくしていた。
いい役やかっこいい役でファンを増やしていくことが怖くて仕方なかった。
この感覚は、りあこならではなのだとBちゃんとCちゃんは言っていました。
わたしも今だからそう思います。
●りあこ卒業式●
卒業はいつもあっけなく。立派な卒業式ではなく音もなくその日はきます。
Dちゃんと私の卒業の前触れは共通しており、モチベーションの低下です。
舞台上にいる推しをみるためにとったチケットが恨めしい。
いまでは自分の体調とかモチベでいくらでも干せますが、当時は這っていってました。
でも、いけなくなるんです。なんだろう、一歩も動けない。感情が狂ったように冷める。
何が好きだったんだろう。私の卒業はあっけなく。
(ここで立て直せる人は本当にすごいと思います。
折れずに進めたらなにか変わったのかな、と時々思います。)
あんなに嫌いだった同担にチケットを無料で配りました、そしてその現場から消えました。
(いまではたまに元推しの舞台にいきますが、整理がつくのに一年くらいかかったなあ)
Dちゃんはしばらくして推しの仕事が大好きとなったらしく接触やプレはまったくせず、
推し離れの間におたく婚活をし、みごと結婚したのでした。
●りあこの先にまつもの●
Dちゃんにとっては「結婚」で「推しと離れたプライベートの充実」が訪れました。
これも一つの先だと思います。
もちろん「推しの傍での充実」もありえるのかもしれません。
では私は。
私は変わらず若手俳優のおたくをしております。
今回みんなと話していわれたのはりあこ時代を経て変わった愛情になったといわれます。
推しのプライベートは充実していてほしいのがいまの私です。
推しには彼女がいてほしいし、結婚してほしい。
風俗もいいし、好きなことを好きなだけやってほしいなと思う。
かわいい女の子ならうれしいけど匂わせやらなんやらで仕事を潰すのは許せないかな。
仕事にだけは誠実で真摯でいれば。
思うけれどめっきり接触には弱くなりました。
トークありなら行くけど、チェキだけならいかない。
他の俳優なら気軽にいくんだけれどね。不器用なので。
あとは同担との距離。ここは考えあぐねているけれど、お金を落とさないファンには
もっとお金を落してもらえるように頑張りたい。若いおたくを育てて卒業していきたい。(?)
りあこの先にはまた違った推しの形がありました。
●まとめ●
好きのかたちはいろいろ。
推しに対するまっすぐな気持ちとか恋心はすごくきれいで素敵だと思います。
話す中でみんな違う考えを持っていて、推しかたもいろいろだと改めて思います。
(茶の間に関しては推してると思ってないので割愛します。金つかお。)
推しを変えずにゆるくおたくになる場合もあるし、
そのままずっとりあこの場合もある。
そもそもりあこじゃない未来もあったかもしれない。
いつどうなるかなんてわからない。
先にあるものも全く異なるし、そのとき選んだものがきっとベストなんだと信じて。
どれを選んだ先にも、優しく微笑んでくれるのは推しである!
これにつきる。